人権アートプロジェクト

作品ギャラリー

(電通 人権スローガンより)

障害者の人権のために
  1. マラソンもできる車イスが 街中では100mにも苦労している。
  2. 手すりは動かない。人は動ける。
  3. 「できないこと」もあります。「できること」はもっといっぱいあります。
  4. 体の不自由な人が頑張って見えるのは、社会が不自由だからです。
女性差別をなくすために
  1. 女が力を出せない社会は、人間の半分の力しか生かせない。
セクシュアルハラスメントをなくすために
  1. 人間の半数が笑えないものを、ジョークと呼びますか。
仕事と生活の調和をめざして
  1. 「できる男」の「できる」に家事や育児も入っていますか?
  2. 育休パパは、いつまでニュースにされるんだろう。
子どもの人権のために
  1. 家の中には親から守ってくれる大人はいない。
  2. 「突然の凶行」は、突然起こらない。
  3. 「自分らしく」と教えられて、「みんなと同じ」を求められる。
高齢者の人権のために
  1. 世界一人生のベテランが多い国だなんて、心強いじゃないか。
  2. 目の前の「未来の自分」に席を譲った。
インターネットと人権について
  1. 文字が「打つ」ものになってから、乱暴になった気がする。
部落差別をなくすために
  1. 人を愛する条件に生まれた場所はいりません。
  2. 私達は、「伝える」世代じゃない。「終わらせる」世代です。
電通グループが取り組む「人権スローガン」とは。

社会の課題である人権に取り組むことは、コミュニケーションに携わる電通グループの「社会的責任」である――。こうした想いのもと、電通では1988年から、グループ内の社員・家族を対象として人権スローガンの募集をはじめました。
毎年優秀作品を選出し、社内のアートディレクターの手によりポスターを制作。これまで100点以上を数えます。これらは社内での掲示の他、自治体への貸出しなど、全国の人権イベントでも活用されています。